MENU

低品質なオーガニックコスメを見破るための脱ケミカル成分基礎知識!

オーガニックコスメと聞くと天然成分のみで作られていると思われがちですが、実際は合成材料をたくさん含んでいることがあるということをご存知でしょうか。
実は日本には現在オーガニックコスメの明確な基準が存在しません。

そのため材料の一部にオーガニック原料を使用するだけで「オーガニックコスメ」と名乗ることができるのです。

質の高いオーガニックコスメを選ぶにはどのような点に注意すればいいのでしょうか。

化粧品に化学成分を使うメリットとデメリットとは?

まず始めになぜ化粧品に化学成分が配合されているのかその理由から見ていきましょう。
化学成分には次のようなメリット・デメリットがあります。

化学成分のメリット
化学成分は安価で大量生産できるという点が最大のメリットです。また、化学成分を配合することで長期保存が可能になり品質も安定させることができます。

化学成分のデメリット
肌への刺激が強く、肌に負担がかかります。
また、人体への影響がはっきりとわかっていない成分もあります。

口から入ったものは比較的排出されやすいのですが、肌から吸収したものは体内に蓄積されやすいとも言われているため化学成分使用の是非が問われています。
知っておくべき!主要な化学成分の役割と効果・効能
それでは化粧品に使用される主な化学成分はどのようなものがあるのでしょうか。
特に知っておくべき要注意成分は以下の5つになります。
・石油系合成界面活性剤
・合成ポリマー
・保存料・防腐剤
・安定剤
・タール系色素
どの成分もとてもメジャーで耳にする機会の多い化学成分がと思います。

これらにはどのような効果や働きがあるのでしょうか。

石油系合成界面活性剤 

 

合成界面活性剤は本来は混ざり合うことのない、水と油の混ぜ合わせを助ける働きがあります。
化粧品には汚れを落としたり、美容成分を肌に浸透しやすくする目的でも使われます。
成分表示には「ステアリン酸〜」、「ラウリル〜」などと表記されます。

合成ポリマー

 

合成ポリマーとは化学的に合成された高分子化合物のことです。
合成樹脂や合成ゴムなどの多種の物質を総称して合成ポリマーと呼んでいます。
化粧品には皮膜形成剤として使われています。汗や皮脂などに強く落ちにくいのでウォータープルーフ商品に頻繁に使用されています。
合成ポリマーを含む化粧品を使用すると、肌がコーティングされツルツルするという特徴があります。
「カルボマー」、「ジメチコン」などと表記されます。

保存料・防腐剤

 

その名のとおり、化粧品に菌が入って品質が劣化するのを防ぐ役割があります。
「パラベン」、「フェノキシエタノール」などと表記されています。
化粧品は微生物などのエサになりやすい成分を含んでいるため、雑菌やカビに狙われないようにする必要があり、そのために一番効果的なのが保存料・防腐剤の配合です。

安定剤

 

保存料と似た役割ですが、化粧品が作られた時の状態のままに保つという働きをします。
合成界面活性剤で混ぜ合わせた水と油が再び分離するのを防ぐという役割もあります。
化粧水などで「よく振ってからご使用ください」などと明記されている商品では安定剤が含まれていないことも多いです。
安定剤は手触りをよくするためにも配合されています。

タール系色素

 

口紅、アイライナー、チークなどメイクアップ系のコスメによく使用される合成色素です。
「赤色○号」、「青色○号」などの表記がされています。
タール色素を配合することでバリエーション豊かな色彩を楽しむことができます。

知らないとこわい!化学成分に潜むリスク!

このように化粧品に含まれる化学成分には様々な役割があります。

しかし一方で「化学成分はなんとなく体にいい影響はなさそうだけど具体的に何がよくないのかはっきりわからない」という方も多いのではないでしょうか。
化学成分には健康に害をきたすようなリスクがあることを覚えておく必要があります。
それぞれどのような影響が懸念されているのでしょうか。

石油系合成界面活性剤

 

汚れを取る力のある合成界面活性剤ですが、この力が強すぎると肌に悪影響を与えてしまいます。
洗浄力が強すぎると外側の刺激から肌を守る役割の皮脂膜や角質層などのバリアを破壊してしまいます。

皮膚のバリアが壊されると、肌の水分蒸発を防げずに乾燥してしまったり、刺激に対する耐性が低くなってしまいます。

また、合成界面活性剤は多くの種類を含むほど相乗効果で威力が増すのでその点にも注意が必要です。

合成ポリマー

 

単なるビニールのようなものなので直接的に害があるわけではないのですが、「落ちにくい」ということは要するに「落とすのが大変」ということでもあります。

合成ポリマーを含む化粧品を落とすためにはそれだけ洗浄力の強いクレンジング剤が必要になるのです。強いクレンジングは肌に負担がかかり、肌を傷める原因となってしまいます。
また、長期的に使用した場合の人体への影響がはっきりわかっていないということも注意すべき点です。

保存料・防腐剤

 

品質保持という重要な役割を担っている保存料・防腐剤ですが、微量でもホルモンバランスを崩してしまう環境ホルモンの疑いがもたれています。

どの程度影響があるのかはっきり解明されていないのですが、未知であるということは避けた方がより安心ということになりますね。

安定剤

 

安定剤についても環境ホルモンの懸念や発がん性が疑われています。
長期的に使用した場合の健康への影響も完全には否定できません。

タール系色素

 

タール色素の中には発がん性や奇形を引き起こす疑いのあるものが多数存在します。
食事と一緒に体内に取り込む危険のある口紅や、皮膜の薄い目の周りに使用する際には特に注意が必要です。

化粧品は自己責任!知識を高めて質の高い商品選びを!

化粧品に含まれる化学成分は様々な重要な役割を果たしています。

しかし一方で健康に影響を与えるようなデメリットを含む成分も多数存在します。

質の高いコスメを選ぶためには、注意すべき成分について正しい知識を付けておく必要があります。
オーガニックコスメにも化学成分が含まれていることがあるので、成分表示を確認し良質な化粧品を選びましょう。